TOEICパート3では先読みが必要か

TOEIC800点突破にはPart3の攻略が必要

TOEICのPart3は全30問出題され、リーディングパートの中で3割を占めます。このため800点以上を目指すのであれば、ここを攻略することが絶対に必要です。

 

また、二人の会話文が出題されるため、話の内容もわかりやすく、コツさえつかめば満点に近いスコアも獲得可能です。苦手意識を持っているため、あまり力を入れて勉強していない人も多いようですが、稼げるパートだけにもったいないです。下記を参考に勉強してみてください。

 

先読みよりも先に身につけたい能力

パート3で高得点を取るための方法としては、設問の先読みがよく知られています。問題用紙に印刷されている設問を先に読んでから、流れてくる会話文を聞くという方法です。

 

確かに先読みは有効です。

 

設問に目を通しておくことによって、どの部分に絞って会話を聞けばよいのかがわかります。会話を聞いたあとに設問を見て、そんな話をしていたのは覚えているが、細かい内容は忘れてしまったということを防げます。

 

ただし、800点突破のためには先読みよりも先に身につけたい能力があります。

それは、会話文をすべて聞き取れるリスニング力です。

 

あたりまえかもしれませんが、ここがおざなりになっていると高得点は取れません。

 

パート3は全30問ですが、会話文は全部で10セット流れます。(1つの会話に対して問題が3つの構成。)最後の方になると集中力が落ちて、会話の内容が掴めなかったとういのが出てくるようではリスニング力が不十分です。

 

800点以上を目標にするのであれば、すべての会話の内容が把握できなければなりません。

 

途中で会話がわからなくなってもテスト中に音声は止まりません。
次から次へと問題が流れてきます。そこで追いつかなくなって、内容がわからなくなるというのがよくあるパターンです。

 

会話の内容をすべて把握するためには

問題が流れる音声のスピードで会話の内容をすべて把握するためには、頭の中で日本語に訳していては追いつきません。英語を英語の語順で理解できるようにならないと無理です。

 

このリスニング能力が先読みよりも必要です。
700点ぐらいの人は、英語を日本語に訳して理解することが、かなりの程度できるようになっているだけ、つまづきやすいポイントです。

 

いちいち日本語に訳しているのでは必ず限界が来ます。
800点突破には英語のまま理解できるリスニング力を身につけておきましょう。

PR