TOEICパート4では先読みが必要か

TOEIC800点越えにはPart4がカギ

TOEICのPart4はリーディング問題の最後のパートにあたります。このため集中力が最後まで続かずに、一気に点を落としてしまうことがないようにすることが必要です。

 

また、パート4だけで30問あり、リーディング全体の3割を占めるので、ここでのデキがTOEICで高得点を取れるかを左右します。

 

問題形式はパート3と同じ。まとまった文章が音声で流れて、それに対する設問が3つ続くという形式。設問文とその選択肢だけが問題用紙に印刷されていることも同じです。

 

ただし、パート3と同じ勉強方法だけでは不十分です。

 

長文のヒアリング能力を身に付ける

パート3が会話文であるのに対し、パート4一人の人物が話す形式ななっています。

 

具体的には、ラジオ番組だったりスーパーの店内放送だったり。ある程度、出題されるパターンは決まっているので、いくつか問題演習をすれば、すぐにパターンは把握できます。

 

ただ、厄介なのは一人が話すだけに、文章が長いということです。

 

パート3のような会話文であれば、一人ひとりが一回に話す量は限られます。このため、途中でわからなくなっても、次に相手が話したことから内容を把握することが可能です。

 

ところが、パート4では、一人がずっと話し続けているだけに、途中でわからなくなってしまうと、そこから先がずっと把握できないということが起きます。

 

そうならないために必要なのが長文のヒアリング能力です。

 

長文のヒアリングには英語の思考法が必要

長文をヒアリングする場合、日本語に訳していては、どこかで追いつかなくなってしまいます。知らない単語が出てきたときや、ややこしい構文が出てきたときなど。

 

一度、突っかかると、そこから立て直せなくなるのも日本語に訳して理解している人の特徴です。
長い文の理解には、英語のまま理解することが必要です。これはパート3対策にも必要です。
(参考「TOEIC800点突破のためのパート3対策」)

 

日本語にひとつひとつ訳すには、かなりの集中力が必要です。リスニングの最後の問題で、そこまでの集中力を維持するのは難しいことからも、ぜひ身につけておきたい能力です。

 

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